今日のポケモンカード。

ポケモンカードをピックアップして紹介していきます。

その6「Spring has come」

春分の日

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今日紹介するのはバネブー
第3世代「ルビー・サファイア」で登場したエスパータイプポケモンで、自身の心臓を動かすためにしっぽのバネで跳ね続けている設定がある。

このカードは2008314日発売のポケモンカードDP5弾「秘境の叫び」に収録された。
この拡張パックには発売時期に合わせてか春の背景が見られるカードがたくさんあり、このカードでも桜の木から花びらが降る中、特徴よろしく飛び跳ねている様子がKouki Saitou先生によって描かれている。

空に浮かぶ雲と桜の木がバネブーを囲むように外側に配置され、その先に太陽が見える構成が、飛び跳ねる縦の動きを強調していてとても好きなイラストである。下から見上げているが、どれくらいの高さまで飛べるのだろうか。

ちなみにコレクションナンバーは「DPBP378」となっており、これはDPシリーズが第1弾から第5弾までで「ダイヤモンド・パール」第4世代までのすべてのポケモンが揃うコンセプトによるものであるため(諸事情により1匹カード化されなかったが)。そのため第5弾であるこの「秘境の叫び」と、同時発売された「怒りの神殿」でめでたく(ほぼ)図鑑完成というわけだ。

技は相手を混乱させる「サイケこうせん」と、20ダメージを与えつつ自分をベンチに戻すことができる「とびはねる」を持っている。

カードの能力としてはごく平凡なものであるれけど、この時代の特徴として弱点が2倍ではなく、数値の値分加算されるものになっている。そのため流行っているポケモンの弱点を狙う、といった方針でデッキが組まれることはあんまりなく、弱点によって極端な相性差が出ることが少ないので単純に選択したデッキパワーやコンセプトの勝負だった。

このバネブーは進化後のブーピッグ含めて対戦環境で活躍できたカードではないけど、発売時期に合わせた春を感じられるイラストは印象深く残っているので、今後もこのようなイラストが見たいなあ、と思いつつ今回はここで締め。

決して「バネもってこい」と訳さないように




画像転載元
ポケモンカードゲーム公式ホームページ トレーナーズウェブサイト(https://www.pokemon-card.com/